北海道木材利用施設コンクール 表彰結果

寿都町こどもふれあいセンター

所在地 北海道寿都郡寿都町字開進町187番地1
設置者 寿都町
構造 木造一部2階建
延床面積 1,202.74㎡
木材使用量 277.4㎡ うち地域材 258.7㎡
使用樹種 構造 カラマツ / 内装 カラマツ、道南杉

施設の概要

 本施設は、子育て支援機能・保育機能を設け、地域材のぬくもりと木の吸湿性により、一年を通し木に触れられる木育の場や、子供たちが毎日楽しめる場として、感性豊かな子供たちを育てる施設として建設されました。内部には遊びながら木に触れられるよう木の滑り台や木の砂場などが設置されています。

工法等の特徴

 本施設は、主要な部分にカラマツ大断面集成材を使用した軸組工法が採用されています。集成材にすることで安定した強度確保と大きな空間が可能となり、外壁は、雪害対策のRC腰壁の上に道南スギを羽目板材とした通気工法を採用し、木材環境及び結露対策等に配慮されています。その他、木育の観点から外部のテラスデッキ、園路のインターロッキング、内部の床フローリング・建具・腰壁等に多種の地域材が採用されています。

 

 

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