住まいの基礎知識

住まいは人間の身体と同じです。
それは、どこか一ヶ所でも不都合な所があると、全体のバランスが崩れ、だんだん弱くなってしまうのです。
安全で快適な暮らしを守るためには、住まいを形づくっている柱・基礎・壁などの部分が、それぞれどんな役割で、住宅全体にどのような関わりを持っているのかを知る必要があります。


※クリックすると別画面で大きく表示します

@地盤
建物がのっている土地の事です。強固な地盤に建つ家は揺れにくいため、耐震性が増加します。
敷地の地盤の状態に応じて、地盤を改良したり、基礎を頑丈なつくりにしなくてはなりません。
A基礎
建物の重さによって、地面に沈みこまないように支える部分です。
B土台
基礎の上にのる木材で、建物自体を支える大事な部分です。
頑丈な木材でつくり、基礎としっかり結び付ける必要があります。
C通し柱
二階分の長さの柱で、一階から二階までを貫き通すことによって゛建物のズレを防ぎます。
D桁
二階の柱と柱を水平につなぎ、屋根の重さを受けます。
E筋かい
柱の間に斜めに渡す材木のことです。地震によって骨組みが変形するのを防ぎます。
F耐力壁
筋かいやボード類で補強した壁のことで、建物を補強します。
この壁の量を多くし、バランスよく配置すると耐震性は飛躍的にアップします。
G火打ち
骨組みのコーナーに斜めに渡した木材です。筋かいは壁に対してかけられますが、火打ちは床に対してかけられます。
H屋根
地震は重い物ほど、激しく動かします。屋根は地震の力を抑えるため、できるだけ軽くします。
<戻る   次へ>

↑ページの先頭に