木材の証明制度 / 森林とふるさとを元気にする「地材地消」

木材の証明制度 / 森林とふるさとを元気にする「地材地消」

木材の合法性と産地の証明

北海道木材産業協同組合連合会など
 木材が、地域における森林に関する法令に照らして、適切な伐採手続きに基づいて伐採されたものであることを証明するとともに、その木材が生産された地域を証明する制度。

木材のJAS規格制度(JAS日本農林規格)

 住宅や家具などに使用される製材、集成材、合板などに対する規格として木材関連のJAS規格が定められています。
寸法、強度、ホルムアルデヒド放散量などに関する規格基準が定められていて、検査によって基準以上であることが確認された製品に、JASマークを添付することを認めています。

FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)

 独立した第三者機関が、森林管理をある基準に照らし合わせ、それを満たしているかどうかを評価・認証していく制度を「森林認証制度」と言います。FSC (Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、世界中全ての森林を対象とし、環境保全の点から見て適切で、社会的な利益にかない、経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的としています。このような森林管理がなされているかどうかを信頼できるシステムで評価し、適切な管理がなされている森林を認証します。
 また、このような森林から産出された木材・木材製品に独自のロゴマークを付け、認証を受けた森林から来ていることを保証するものです。このロゴマークの付いた製品を幅広く流通させることにより、世界の森林保全へ向け、森林管理者から、木材・木材製品の消費者に至るさまざまな関係者を一体化しようとする取り組みです。

SGEC森林認証システム

 SGECの森林認証システムは、日本の森林管理のレベルを向上し、豊かな自然環境と持続的な木材生産を両立する、健全な森林育成を保証するシステムです。
 審査の基本となる。7つの基準と35の指標で、生物多様性など森林の環境機能の維持及び森林の水土保全など森林の多面的機能の増進を図ります。

SGEC認証林産物流通システム(分別・表示システム)
 SGEC認証林産物流通システムは、加工・流通過程においてSGEC認証森林からの林産物を分別・表示管理し、"信頼と安心"のSGEC環境ブランドを消費者に提供するシステムです。