道産木質内装材の主な種類と使い方−集成材

■特徴
乾燥させた一定の大きさ(厚さ1.5−5p)の挽材を、繊維方向をそろえて、反りの方向の違うものを組み合わせて、集成接着したものです。狂いが少なく、強度は製材より優れ、材質も均一です。小さな寸法から断面の広い長尺の集成材まで、自由に断面を作れることは魅力です。造作集成材と構造用集成材があります。

■使い方
木材の柔らかな感触を生かして、壁や階段、テーブルなどに使用します。表面に塗装してそのまま使用できます。針葉樹でつくられた集成材は、薄く良質の単板を張って、柱・鴨居・敷居などの化粧下地として使用されます。木構造の耐力部材として、柱・梁・わん曲アーチなどのデザインに生かせます。家具などへの利用もあります。



40mm厚のナラ集成材の段板。スチール板の上にのせ軽快な表情を出している。(コンクリート造、共同住宅)


わん曲アーチ(一心円)で構成した住宅の骨組。(木造、戸建住宅)

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